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マンジャロの注射部位はどこがいい?腹部や太ももの効果を徹底比較!

本記事は医師による監修の下執筆されております。

マンジャロの注射部位は腹部や太ももなど、いくつかの部位から選べますが、どこが最も効果的なのでしょうか?

また、SNSで話題になる「へその下」や「脇腹」へのについても安全性が気になるところですね。

この記事では、各注射部位の効果やリスクを比較し、最適な注射部位の選び方を解説します!

関連記事:マンジャロのダイエット効果と副作用|体重減少に期待できる新薬の全貌

この記事に書かれていること

マンジャロの推奨される注射部位とその理由

腹部

マンジャロの注射部位として腹部が推奨されるのは、皮下脂肪の厚みと血流の安定が大きな理由です。

腹部は、事項注射薬の定番の部位であり、特にへそから5cm以上離れた部位を選ぶことが推奨されています。

腹部は自己注射がしやすく、視認性も高いため、安全に注射が行えるのが大きなメリットです。

太ももの前面(大腿前部

太ももの前面(大腿前部)は、自己注射の部位として医療機関で推奨されています。

この部位は、皮下脂肪が適度にあり、誤って筋肉層まで針が達するリスクが低いため、薬剤の吸収が安定しやすいのが特徴です。

また、腹部同様に手が届きやすく視認性が高いことがメリットです。

二の腕の外側

二の腕への肉付きがよく、皮下脂肪が多い場合には二の腕の外側も推奨されています。

痩せており、二の腕に皮下脂肪が無い場合には腹部、あるいは太ももの前面に打つのがベストです。

参考:医療用医薬品:マンジャロ

へその真下にマンジャロを打つと効果が高まる?

へそから5㎝以上離れた部位に注射することを推奨

マンジャロ、おへその真下に打ったら効きすぎた!
これからはおへその下に打つことに決めた!

SNSでおへその下に打つことで効果が強まる!と発信しているアカウントも少なくありません。

結論としては、おへそ付近5㎝は避ける必要があります。

へそ付近に注射してはいけない理由

へそ周囲には繊維組織があり、線維組織1ではインスリンの吸収が不安定になりやすいと言われています。

インスリンは、脂肪組織に投与することでゆっくりと吸収されていきます。腹部には脂肪組織が多いことから皮下注射の部位として推奨されていますが、へそから5cm以上は空けた場所に打つよう注意しましょう。

  1. コラーゲンやエラスチンなど、細長い繊維状の成分を含む組織のこと。 ↩︎

脇腹にマンジャロを打つと効果が高まる?

脇腹への注射は原則NG!

マンジャロを脇腹に打ったらめっちゃ効果感じる!!おすすめ!!

SNSでこのような書き込みを見かけますが、脇腹へのマンジャロ投与は原則推奨されていません

脇腹は脂肪量が少ない部位のため、皮下注射をすべきマンジャロが、筋肉注射のような役割を果たしてしまうからです。

皮下注射と筋肉注射の違い

皮下注射の特徴

吸収速度が比較的ゆっくりのため、薬の効果が長く持続

筋肉注射の特徴

吸収速度が速く、即効性が高い

簡単に違いをまとめると、皮下注射は効果の持続が重要な薬剤に適しており、緩やかに吸収されることが特徴です。

一方筋肉注射は、即効性が求められる薬剤に使用され、短時間で効果が現れるというメリットがあります。

脇腹へのマンジャロ投与が推奨されない理由

週に一度の頻度で打つマンジャロは、一週間効果が緩やかに持続する必要があるため皮下注射という形態がとられています。

へその周りと比較して脇腹は脂肪量が少ないため、脇腹投与は腹斜筋への筋肉注射になることが多いと予想できます。

本来一週間効果が持続するべきマンジャロが、脇腹に打つことにより吸収が速まってしまう、ということです。

すなわち、効果が持続しない分、効果の発現速度や効果自体が一時的に強まることになります。

これによりSNSで「マンジャロは脇腹に打つと効果が高まる!」という声が多く見られるのでしょう。

まとめ

記事をまとめると、このような内容でした。

マンジャロの注射部位について
  • 推奨部位は、腹部と太ももの前面
  • 皮下脂肪が多い場合には二の腕の外側でも打てる
  • へそ周り5cm以内への投与は避ける
  • 脇腹への投与は避ける

処方を受けた主治医の指示に従うことがベストです。

自己判断で他部位に打つなどの行為は避ける必要があります。健康第一でダイエットをするためにも、使用法は守っていきましょう。

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