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オゼンピックとマンジャロを徹底比較|ダイエット効果や副作用の違いとは?

ダイエットと血糖値管理で注目の「オゼンピック」と「マンジャロ」、どちらを選べばいいか悩んでいる人も多いでしょう。
マンジャロは、最新の臨床試験である「SURPASS J-mono試験」において、体重減少や血糖コントロールで高い効果を示しており、オゼンピックとの違いが話題になっています。この記事ではそれぞれの違いに関して詳しく説明していきます!
オゼンピックとマンジャロの基本情報|効果と作用の違い

オゼンピックの特徴とダイエット効果
・成分:有効成分はセマグルチドで、GLP-1受容体作動薬
・作用:食欲を抑制し、消化を遅らせ、血糖値を低下させる
・体重減少効果:臨床試験では肥満患者において10~15%が体重減少
GLP-1受容体作動薬とは?
脳の食欲を抑える中枢に働きかけ、満腹感を促進し、食事量を減少させます。また、胃の排出速度を遅らせることで、食事後の満腹感を持続させ過食を防ぎます。更に血糖値を低下させることで特に糖尿病治療患者における血糖値コントロールに効果があります。
マンジャロの特徴とダイエット効果
・成分:有効成分はチルゼパチドで、GLP-1受容体作動薬に加えてGIP受容体作動薬
・作用:食欲を抑制し、消化を遅らせ、血糖値を低下させる
・体重減少効果:臨床試験では肥満患者において20%以上が体重減少しているケースがある
GIP受容体作動薬とは?
インスリン分泌を促進し、同時に体重減少の効果を持つと言われています。GIPは特に脂肪組織に働きかけ、脂肪分解を促進する効果があります。
SURPASS-2試験の結果から見る体重減少効果の比較
2型糖尿病の患者1879人を対象に行われた研究
平均年齢 56.6歳・平均体重 93.3kgの人達の40週間の体重の推移を計測
種類 | 体重減少 |
---|---|
オゼンピック1mg | -5.7kg |
マンジャロ5mg | -7.6kg |
マンジャロ10mg | -9.3kg |
マンジャロ15mg | -11.2kg |
オゼンピック・マンジャロともに高い体重減少効果を持ちますが、マンジャロの方がより高い体重減少効果があることが明らかです。
副作用とリスクの違い|投与時の注意点

オゼンピックの副作用とリスク
主な副作用としては吐き気、嘔吐、下痢、便秘、食欲減退などの消化器症状が挙げられます。
これらは投与初期段階で多く見られ、使用を継続するとともに軽減されることが一般的です。ただし、稀に低血糖や膵炎などの深刻なリスクがあるためかかりつけ医の指示に従うことが重要です。

オゼンピックは重篤な副作用が少ないことがメリットです
マンジャロの副作用とリスク
主な副作用としては吐き気、便秘、下痢、腹痛などオゼンピックと同様消化器系の症状が主に見られます。
更に、低血糖のリスクは少ないものの膵炎や胆嚢疾患が稀に報告されており、投与中の体調管理が重要となります。
SURPASS J-mono試験においても、鼻炎や便秘などの軽度な副作用が見られましたが、多くの場合は耐えられる程度とされています。



マンジャロは、オゼンピックよりも副作用が出やすいです
まとめ|目的に合わせた選択を
この記事では、オゼンピックとマンジャロの体重減少効果や副作用について比較をしました。
より強い体重減少効果が欲しい場合はマンジャロがおすすめですが、副作用に懸念がある場合はオゼンピックを選択すべきです。
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