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錠剤タイプのGLP-1経口薬「リベルサス」のダイエット効果や副作用について医師が解説

本記事は医師による監修の下執筆されております。

GLP-1製剤を使うメディカルダイエットの人気は、近年右肩上がりです。

食欲抑制や体重減少の作用が期待できるため、「今まで何度も挫折してきた」という方からも選ばれています。

そこでこの記事では、GLP-1の経口薬「リベルサス」についてまとめました。

リベルサスの特徴や効果、副作用、処方してもらう方法など、気になる疑問についても触れているので、ぜひ参考にしてくださいね。

関連記事:GLP-1薬剤の種類一覧と違いを医師が解説

この記事に書かれていること

「リベルサス」の特徴は?他のGLPー1薬剤と何が違う?

リベルサスビクトーザオゼンピック
主成分セマグルチドリラグルチドセマグルチド
摂取方法飲み薬注射注射
投与頻度1日1回1日1回週1回
用量3mgから始めて
最大14mgまで増量
0.3mgから始めて
最大1.8mgまで増量
0.25mgから始めて
最大1.0mgまで増量

「リベルサス(セマグルチド)」は、経口GLPー1受容体作動薬です。

従来のGLPー1薬剤との違いは、リベルサスが飲み薬であることに対し、他のGLPー1薬剤は自己注射型のお薬であることです。

ここで、リベルサスとよく比べられる「ビクトーザ」や「オゼンピック」との違いについてまとめてみました。

それぞれのGLPー1薬剤を比較してみると、このように投薬頻度や用量が違います。

また、リベルサスやビクトーザが2型糖尿病の治療薬として日本国内で認可されていることに対し、オゼンピックはまだ認可されていません。

GLP-1受容体作動薬を選ぶときは、このような違いも踏まえて検討したいですね。

リベルサスは痩せる?ダイエット効果について解説

リベルサスに期待できるダイエット効果は、以下の通りです。

リベルサスに期待できる効果
  • すい臓からのインスリン分泌を促進
  • HbA1c(血糖値)を低下させる
  • 消化をおだやかにし、満腹感を覚えやすくする
  • 視床下部に働きかけ、食欲を抑制する
  • 体重を減少させる、またはコントロールする

日本人2型糖尿病患者を対象とした、「プラセボ、リラグルチドとの比較検討試験」によると、リベルサス3mg群でHbA1c(血糖値)–1.1%、7mg群で–1.5%、14mg群で–1.7%を達成。(※1)

投与後26週にHbA1c目標値(7.0%未満)を達成した患者の割合は、偽薬を服用していたプラセボ群と比べて有意に高かった、という結果が出ています。(※1)

また、経口セマグルチド14 mgで5.0%以上の体重減少を達成した患者が有意に多かったとの結果も。(※2)

このことから、ベルサスには血糖値減少や体重減少の効果が期待できると言えます。

リベルサスの用法用量・飲み方と注意点

リベルサスの用法用量と飲み方・服用時の注意点は、以下の通りです。

リベルサスの用法用量
  • 1日1回7mgを維持用量として、内服薬として使用
  • 1日1回3mgから開始し、4週間以上投与した後、1日1回7mgに増量
  • 4週間以上投与しても効果不十分な場合、1日1回14mgに増量
リベルサスの飲み方
  • 空腹時(1日の最初の飲食の前)に服用する
  • 1錠をコップ約半分の水(約120mL以下)で服用する
  • 食事や水分補給、他の薬の服用などは、服用後30分経ってからにする
リベルサスの注意点
  • リベルサスの分割・粉砕もしくは、かみ砕いて服用してはならない
  • 服用を忘れた場合、その日は服用することを避け、翌日服用する
  • お茶、コーヒー、あるいは服薬ゼリーなどでの服用は避ける
  • リベルサスの14mgを服用する際には、7mg錠を2錠服用することは避ける

併用している薬がある場合、吸収を阻害するなどの影響を及ぼす可能性があるため、用法用量をしっかり守りましょう。

また安心して続けるためにも、自己判断で増量したり、空腹時以外に服用したりすることは避けて、お医者さんや薬剤師さんの指示に従うことが必要です。

リベルサスの副作用

リベルサスの副作用としては、消化器症状や低血糖症状などが見られます。

リベルサスの副作用
  • 便秘
  • お腹が張る
  • 下痢
  • 胃がムカムカする

特に多いのは、上のような胃腸系の症状で、0.5~5%以上の頻度で現われるという結果が出ています。(※3)

「お腹が痛い」「気持ち悪い」といった副作用があると、心配になってしまう方もいるかもしれません。

これは、GLP-1が胃や十二指腸に働きかける作用を持つことから起こる症状です。

リベルサスが効き過ぎるとお腹や胃に不調が起きてしまうのです。

体が慣れてくると副作用も緩和されますが、症状が長く続いたり、激しい腹痛が起こったりした際は主治医の診断を受けましょう。

また低血糖対策として、砂糖やブドウ糖の入った食べ物・飲み物を用意しておくと安心です。

リベルサスで痩せない人の特徴

リベルサスで痩せない人の特徴は、以下の通りです。

リベルサスで痩せない人の特徴
  • 運動療法や食事療法を行わない人
  • もともと痩せ型・普通体型の人
  • 用法用量を守らない人

痩せ型・普通体型の人を対象とした十分な臨床試験データはないので、BMI25以下(肥満ではない人)はリベルサスの対象外です(2021年11月時点)。

また、服用方法をしっかり守らない方も、ダイエット効果が見込めません。

これは、リベルサスの効果を発揮するためには、服用前後に胃の中を空っぽにしておくことが大切だからです。

リベルサスを処方してもらうには?保険適応になる?

リベルサスは、2型糖尿病の治療薬として処方される場合に保険適応されます。

一方、抗肥満薬としては未承認のため、ダイエット目的の方は自費負担です。

ダイエット目的でリベルサスを処方してもらう場合、料金はクリニックによって異なるので、医院選びの際はしっかり比較することをおすすめします。

オンライン診療や個人輸入は危険?

リベルサスが自費負担と聞いて、「個人輸入の方が安く済みそう」といった意見を持つ方もいるでしょう。

しかし、楽天・Amazonで売ってるGLP-1はサプリメントであり、個人輸入する場合は偽物の可能性や品質がよくないなど、リスクも高いです。

参考記事:GLP-1ダイエット薬を個人輸入する方法は?ネット販売は避けるべき理由

そのため、「リベルサスを試したい」という方は、クリニックの診察やオンライン診療を受けてから処方してもらうことをおすすめします。

当院ではお試し分を5日分1,660円で試せるプランをご用意してますので、ぜひご活用ください。

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